光秀と関係者の、本能寺の変の前後を描くお話。
光秀さんて、本能寺の変のときは67歳だったのね!
うーん、今まで見たドラマではもっと若々しい俳優さんが演じていたので、ちょっとびっくり。
本作は、老いに苦しむ光秀さんが描かれている。
ここのところ、光秀には大義名分があったとする信長誅殺説ばかり読んでいたせいか、ちょっと拍子抜けしたけど、そうか、こう考えることもできるのだな、と。
それにしても老いた光秀、諸将に見放されていく光秀が哀れ…。
章のタイトルの意味がずっとわからなかったけれど、最後に細川幽斉が曜変天目茶碗を見て光秀を連想したところでようやくわかった。
幽斉、光秀に味方してやれば良かったのに!
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
岩井三四二
- 感想投稿日 : 2013年3月14日
- 読了日 : 2013年3月13日
- 本棚登録日 : 2013年3月13日
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