かわいらしいお話だった。
完璧令嬢と評判の公爵令嬢エミーリアは、ロマンス小説のように恋愛結婚することを夢見ていたが、突然決まった政略結婚相手は女嫌いと噂の国王マティアスだった。「マティアスに好きになってもらえばいい」と素直に前向きに健気にがんばるエミーリアはかわいらしい印象だし、些細なすれ違いはいくつもあれど、大きな事件もなく穏やかな気持ちで読める。マティアスも副題ほどカタブツではない印象で、やや拗らせている感じはあれど、根が優しいんだろうな。マティアスの側近やエミーリアの友人など、2人の周囲の人物もあたたかくてよきだった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ラノベ・カジュアル
- 感想投稿日 : 2022年10月8日
- 読了日 : 2022年10月7日
- 本棚登録日 : 2022年10月8日
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