古今和歌集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫 81 ビギナーズ・クラシックス)

制作 : 中島輝賢 
  • 角川学芸出版 (2007年4月25日発売)
4.01
  • (25)
  • (32)
  • (22)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 402
感想 : 35

ビギナーズクラシックシリーズの百人一首の後に、もう少し和歌が読みたいと手に取った一冊。以下の六首が特に印象に。/むすぶ手の雫に濁る山の井の飽かでも人に別れぬるかな 紀貫之/吉野川岩切り通し行く水の音には立てじ恋ひは死ぬとも 読み人知らず/色見えで移ろふものは世の中の人の心の花にぞありける 小野小町/世の中は何か常なるあすか川昨日の淵ぞ今日は瀬になる 読み人知らず/桜花散りぬる風のなごりには水なき空に波ぞ立ちける 紀貫之/白露の色は一つをいかにして秋の木の葉を千々に染むらむ 藤原敏行

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2019年3月4日
読了日 : 2019年3月3日
本棚登録日 : 2015年10月24日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする