マイナー音楽のために―大里俊晴著作集

著者 :
  • 月曜社 (2010年11月24日発売)
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感想 : 2

10年前に買って、読みたいところだけ拾い読みして寝かせておいたのが、思い立って通読。気になった曲に付箋をつけておいてあとからyoutubeで聴いたりしながら振り返ったりする時間がまた贅沢。最初は、シュトックハウゼンとかジョン・ケージとかの現代音楽について書いてるところから興味を持ったんだけど、そこから阿部薫とかのフリージャズ、果てはフランスのシャンソン、ポップまで話は広がり。著者の興味の赴くままに音の世界を引きずり回され、たゆたい、聴いたこともない音楽に導かれる愉悦。/"我々は強度を持つ音楽こそが、マイナー音楽であると呼んだ。これは、所謂少数派、マイノリティーだからといって、それが無条件にマイナー音楽であることを保証しない"/michel redolfi,sonic waters、ヤン・ガルバレク「オフィチウム」、モンポウ「密やかな音楽」、カーゲル「エキゾチカ」、マーティン・デニー、ルー・リード「メタル・マシン・ミュージック」、グローブ・ユニティ・オーケストラ、GHEDALIA TAZARTES ゲダリア・タザルテス、JACQUES BERROCAL,Japan's Garden、Cathy Berberian Stripsody、平石博一 プリズマティック パルセイション/湯浅譲二 ヴォイセス・カミング、サラエボ組曲Sarajevo suite、フランソワーズ・アルディの「さよならを教えて」あたりが、新たな出会い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2020年5月13日
読了日 : 2020年5月10日
本棚登録日 : 2010年11月25日

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