
最高齢なのに新人というストリッパー、川辺でありもので掘っ立て小屋を建てた淀川のピカソ、福島の場末のしおを吹くというストリッパー、犬鍋を食べるということへの葛藤と恍惚、キリスト教看板への愛着と作成者たちとの交流。○○のさいはて、という題で語られる連作紀行。ゴキブリ、犬鍋と「どうしたかというと、結局たべました」が2度ほど繰り返されたのが可笑しい。/以下備忘録的に。/ホームレスになる理由のなかで意外と多いのは「財布をなくしたから」というものなんだそうだ。/バナナパフェカレー、コーヒーラーメン、喫茶マウンテン……ハイブリッド奇食と呼ばれる、食べ物の組み合わせ系の奇食。
- レビュー投稿日
- 2018年8月5日
- 読了日
- 2018年9月15日
- 本棚登録日
- 2018年8月5日
『さいはて紀行』のレビューへのコメント
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