兄弟子妹弟子対決も決着。なゆたの勝負所での牛カツプラス海鮮御前、そして、ワインを飲ませて育てた豚のソテー、気になります!鬼と言われた兄弟子の納豆推しも。

2020年5月30日

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読書状況 読み終わった [2020年5月30日]

伝説の家政婦だった母にあこがれ家政婦業界に入るも、クレームと首のあらしで行き詰まっている女性と、教育役につけられた里さんの顛末。認知症の母親と冷めきった夫婦、妻に横恋慕するヘルパーという関係を、きびしくあばく里さん。の二本立て。

2020年5月24日

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読書状況 読み終わった [2020年5月24日]

反抗期の中学生のもとでのお仕事と孤高に生きるタヌキの気高さに打たれるラスト。憧れて家政学の権威の家に嫁いだが、悪戦苦闘の女性と家政婦さんのバトル。祖母の死をきっかけに因循姑息な田舎にかえって、息苦しい日々を送るが、最後は…といった話。

2020年5月25日

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読書状況 読み終わった [2020年5月25日]

三宅香帆さんのTwitterで見かけて。昔は、壊れるものとて少なかったから、天災が来たとて被害は知れたもの。文明が進むと、壊れるものも多くて、被害も増える。自然を封じ込めて克服しただなどと思っていると、どうかした拍子にあばれだして痛い目を見る。また、天災にあっても、古くからの建造物はしっかり残ってるのに、新造のものはのきなみやられてる。愛国心も大和魂もアップデートしなければ、天災に適当な科学的対策を講ずるといった具合に、といったところだろうか大意。昭和9年に書かれたものだけど、現代にも通ずるなあ、と。

2020年5月24日

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読書状況 読み終わった [2020年5月24日]

5年ぶりの再読。一方の主人公は、桃源郷から"下界"へと使わされる探界使の家計の陶羽。一方の主人公は、亡国の遼の皇族から、西方に逃れ、中央アジアにカラ=キタイを打ち立てた耶律大石。耶律大石の命令で、西方へと使わされる陶羽。キーワードは、マニ教。陶羽も耶律大石も西方への旅をともにするものも、ウマル・ハイヤームもアラムートのハサン・サッバーフもみんなマニ教徒かかくれマニだった、という想定。そして12世紀の世界を、燕京、泉州、インド、ホルムズ、ニーシャープール、サマルカンド、アラムート、アレッポ、ダマスカス、カイロ、アレクサンドリア、コルドバ、海南島、大理、泉州、ベラサグンとぐるりと世界をまたにかけて、信仰を深め、経験を積み、見聞を広げていく。幻術にかけられてアラムートに拉致されたりはしたが、おおむね陶羽に悪意が向けられることはなく、すくすくと育っていく感。耶律大石の壮大な試み。広く見聞を深めたものから話を聴きたい、そして、可能なら自分の建てた国に役に立ってもらいたい、と。マニ教の教えは、マニという名を捨てるのがよかろう、名もなき真の教えということにしておけば、他の宗教を信じてる者も合流しやすいし、あれもこれもということで丸くおさまるのでは、と。一つの案ではある。日本、中国、ソグド、ペルシア、ベネチア、契丹、アンダルス…さまざまな地域の出身、文化的な背景を持った者が共存し、協力してことにあたる、グローバル化のはしりのような、夢のある、平和で文化的な世界、そういうものがあったのではないかという気宇壮大な話だった。

2020年5月22日

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読書状況 読み終わった [2020年5月22日]
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"女性の意思を封じて性と生殖を管理することは、基本的人権の侵害であり、女性に対する暴力にも等しいという認識を、多くの人と共有していきたい。"(p.97) /"多様な身体を認めようという声の中で、これまでは蔑まれていた身体が美しいと認められる時、その身体は規範の何を引き受け、何を引き受けなかったのかをつぶさに見なければならない。"(p.47)/Twitterで見かけて気になった一冊。まずは知るところから、と。

2020年5月24日

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読書状況 読み終わった [2020年5月24日]
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Kindle版再読。追い立てられるように関西から東京へ転勤してきたヒラリーこと平理砂子。猫を見かけたら必ず詩を詠むことを自分に課し。そんな彼女が高円寺に住むことを決めたのは、投稿している詩の雑誌の気になる投稿者が高円寺に住んでいるから。近所の、銀さんが経営する、サラダで飲むダイニングバーとそこにあつまる常連客たち、子持ち専業主婦でおいしいものに目がない新上さん、のちに詩の雑誌の編集長とわかる九(いちじく)さん、美しくおっとり上品に見えるのに言うべきことは鋭く容赦なく言ってのける小鳥遊さんがずらりとそろい。ヒラリーは、投稿者を銀さんではないかとあたりをつけるがはずれで、実は常連客3人の合作と知り。言いたいことをため込みがちだったのが、少しずつ、言えるようになってきて、といったところまで。このあと、常連客と銀さんを主人公に一冊ずつ出るんだよなあ、と思い出しつつ。

2020年5月20日

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読書状況 読み終わった [2020年5月20日]

時は明治でいうと10年代。熊本の親戚宅から、長崎に奉公に出された美世は、募集要件をぜんぜん満たせてなかったが、物を触るとその持ち主の過去や未来が見える神通力を買われて、百年(ももとし)の経営する店で雇われることに。無愛想で接客は向かないが裏方仕事はきっちりこなす岩爺と三人で切り盛りされるお店は、百年が舶来のものをどーんと仕入れて売りさばいて身代を立てる。美世は、読み書きを教わりつつ、自分の考えを出してもいいことに居心地よさを覚え、百年の出生の秘密や道行きに興味をいだいたり、幻燈の上映会でヨーロッパの進んだ技術を目の当たりにして、私ももっと知りたい…という思いに。当時、輸入された品で、最新の技術を使ったとされたものが章末に紹介されていて興味深い。足踏みミシン…亡き祖母の家にあったなあ、と思い起こしながら。

2020年5月20日

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読書状況 読み終わった [2020年5月20日]

早瀬耕作品「12月の辞書」掲載と知り購入。個人的には「プラネタリウムの外側」でのミッシングリンクがつながり大満足。詳細はネタバレありで、こちらに記載 http://blog.livedoor.jp/chokusuna0210/archives/52488660.html。あと、柴田勝家「姫日記」は、最初はものすごいバグをかかえていたPS2の「戦極姫」(「信長の野望」のような歴史シミュレーションゲームと美少女ゲームを組み合わせた作品なのだとか)の毛利元就でのプレイ日記。バグの具合が桁外れすぎて笑うしかなく、けど悲哀を帯びつつも樂しんでしまう、ハマってしまうところが読み取れてたのしかった。宮崎夏次系「と、ある日の私の色」は、自動車整備工場を経営する女性と、修理を頼んだ女性の、ものすごい色をした代車をめぐるストーリー。カラーじゃないからわからないけれども。自分の車を代車に出すって…そしてそれが故郷を思い起こさせるのだとか。

2020年5月20日

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読書状況 読み終わった [2020年5月20日]
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ハッピーエンドで終わったと思いきやの、蛇足。著者自らが蛇足という蛇足。エビフライエフェクトはおかしかった。よく思いつくなあと。

2020年5月16日

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読書状況 読み終わった [2020年5月16日]

異世界のファンタジーもので、主人公が司書をめざし…みたいなのかと思っていたら、現代日本で大学図書館の司書に就職が決まっていた麗乃が、崩れてきた本に押しつぶされて死ぬかと思いきや、別世界(中世ヨーロッパがモデル?)の6歳の病弱な娘マインに転生。そこは、本はおろか紙すらない世界だった!羊皮紙で書かれ豪華な装丁をほどこした本を貴族が持つのみで、庶民には本など無縁な世界。そこで現代の知識をたぐりよせて、パピルスを編んでみたり、粘土板に文字を刻んだり、木簡にすすでつくった鉛筆で書いてみるも、いずれも作成過程や保存の段階で頓挫。この世界で生き抜き、最終的には図書館の司書となるため、奮闘。文字を習い、仲間をつくり、商人とも渡り合う。けど…この先長そうだな。まさか紙をつくる、本をつくるところからスタートするとはね。

2020年5月14日

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読書状況 読み終わった [2020年5月14日]

フェルナンド・ペソアが出てくると知り手に取る。県庁所在地でもない地方都市に暮らす小百合は、自分の街を、こっそりリスボンに見立てて、ジェロニモス修道院、ガレット通り、7月24日通りなどなど心密かに呼んで、彩りのない生活に華を添えている。職場の先輩と結婚した学生時代は輝いていた先輩亜希子。その先輩とかつてつきあってた、今は東京に就職した聡史。小百合はふたりの焼けぼっくいに火がついたのに振り回され、自分が過去に聡史にあこがれていたのを思い出し、最後も結局振り回されるのをわかって一歩踏み出すところまで描かれる。その間に、本屋とバスでみかけた、ペソアを読む青年と言葉をかわし、ペソアの詩集「ポルトガルの海」の一節「わたしたちはどんなことでも想像できる、なにも知らないことについては」「ぼくのまとった仮装の衣装は間違っていた」を勧め合うシーンは出色。このシーンのためだけにも読んでよかったな、と。あと、p201の「明かりが消えると、音まで消えちゃうんだね」は、「不安の書」の「日中のとてつもない明るさの中では、音の落着きも黄金のように輝いている。」に対応したものかしら、と少し思った。/ただ、主人公の小百合は好きになれなかった。自分の自身のなさを身近に芸能人ばりに容姿端麗な弟がいることに乗っかり、誇ることでごまかそうとし、自分の勝手な思い込みで弟の彼女に、あなたは弟にふさわしくないと暴言を吐きながら、弟にそのことを責められると、自分が気に食わないだけなのを糊塗して、あんたのため、あの娘のために言っている!と開き直る一方、自分は昔のあこがれの先輩と、あらたな青年との出会いにときめきはじめてる身勝手さがあまりにひどくて。

2020年5月17日

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読書状況 読み終わった [2020年5月17日]
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花田菜々子「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」つながりで。ガールズトークを垣間見せてもらったような。男性には率直で耳が痛いことも多いけど、ひとりよがりにならないためには必要なのではないか、と。あと、いつも切れ味のするどい産婦人科医の友人の説得力。アルテイシア・金田淳子対談で古代ギリシャ研究家藤村シシンさんの話題が出た時、個人的にはおおおおと喜びました。

2020年5月24日

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読書状況 読み終わった [2020年5月24日]
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「亀田俊和の台湾通信」が第一の目当て。ポスドク時代のなかなか芽が出ない時代の苦しいところもありつつ、男二人の「二人セゾン」とか、面接でSNSまでチェックされてると知り、アイドルのつぶやき控えようとか、ちょこちょこアイドル話がさしこまれるあたりにホッとする。実際の採用面接や、台湾生活の開始まで描かれ、続きも楽しみ。平林緑萌氏の、初期漢帝国の功臣については、まだ史記を足がかりに、こんなにもわかってなかったことがあったのか、と斬新な思い。劉邦集団がいかに信頼できる親族、譜代の臣が手薄だったか、いかに劉邦が過去にされた細かい恩義や恨みまで忘れない人物だったかを知ることができた。そして、「三体」「折りたたみ北京」を読んだあとだったので、中国ドラマ紹介の項で、馬伯傭の名に出くわしたのはシンクロニシティ。「大三国志展」の想い出で、後続の「特別展三国志」にて、遼東の公孫氏や士燮をとりあげて壁画の模写やガラス製品を展示、といったあたりの記述に興味を引かれる。その他、東亜同文書院、東豊書店、元代の軍閥劉黒馬の墓、渡辺義浩「漢帝国」の書評、満州人物伝(個人的には、李香蘭の養父李際春)なども興味深く。

2020年5月6日

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読書状況 読み終わった [2020年5月6日]

世界一周やその前にあちこち行った際に食した肉、肉、肉のエッセイ。といってもガツガツいく感じではなく、キュートな絵柄ととぼけたお人柄でほんわりと描かれている。インドでも、神様の乗り物とされる白いコブ牛は大事に扱われているのに、悪魔の使いとされる黒いバッファローは、ヒンドゥー教徒のインド人にもむしゃむしゃ食べられているのだとか(牛は全部だめなのかと思ってた)。ケニアでは、自分が食べてたランチを勝手にマサイのおじさんに食べられるも、サバンナではそこに食べ物があれば、ドカッと座って他人の食事を勝手に食べていいルールがあるのだとか(最初に買った人だけが負担になる?)。ケニアでは追い回されたダチョウを南アフリカで食べることになったが、そのオムレツは真っ白!ダチョウの卵の中身はほとんど白身なのだとか。チェコで食べたうさぎのラズベリーソーズがけ。ジビエは歯ごたえがあってレバーのような苦味があるので、ヨーロッパではフルーツソースを添えることが多いのだとか。アマゾン河口ベレンで出会ったヨロイナマズの味噌汁、ホラー映画並みの強烈なみためだけど、まったり濃厚で美味なのだそうな。エクアドルではイグアナのスパイス炒め定食よりも現地の人は鶏肉のトマトソース煮込みのほうが女性に人気があったようだが、あっさりしてコクがあるのだとか。スウェーデンのトナカイのカルパッチョ、マカオのカエルの脂肪組織を蓄えたメスの輪卵管をつかったデザート「雪蛤」あたりも、気になりました。

2020年5月16日

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読書状況 読み終わった [2020年5月16日]
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アニメ化を機に、1-2巻読了。読み返してみて、あらためて原作に忠実なアニメづくりだったんだなと再確認。ミナレさんの勢いがそのまま動画に息づいている感。

2020年5月8日

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読書状況 読み終わった [2020年5月8日]

2枚の写真をめぐる物語。語り手の繭は、事務職の会社員としてひっそりと暮らす。過去に後悔してもしきれない過ちを犯し、写真を捨てたことが示唆され。祖母の死とともに、江ノ島にのこされた写真館を整理することになり。そこで知り合った好青年が写された写真。写真を捨てるきっかになった写真。この2枚が物語の大きな柱となり。が…いくら深く反省し後悔しているとしても、写真を捨てるきっかけになった出来事は弁解の余地なく、当時の繭の愚かさとからっぽさが招いたことで、読んでる側が痛くなってくるほど。写真のことになると鋭くなり饒舌となる繭が、写真がばらまかれた謎、そして許しを請いたい相手がどこにいるのかを、ゆっくりと解き明かしていく。そして整理を手伝ってくれた青年に向けられた家族のゆがんだ愛がどれほどおぞましいものかも。最後、繭は何を語り合ったのだろうか。それは読者にゆだねられる。あとがきを見て、高坂先輩が、「ビブリア古書堂の事件手帖」の登場人物と知り、けど思い出せず、ネットで検索。第2巻第二話の依頼者で、五浦大輔の元カノと知る。それを踏まえて読み返すとまた味わいもいっそう。

2020年5月12日

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読書状況 読み終わった [2020年5月12日]
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2巻まで読了。フス戦争時代のボヘミア、戦争孤児の少女、救国の英雄ヤン・ジシュカ、カトリックの強大な王ジギスムンド、それぞれの奮闘が描かれ。フス戦争、もう少し調べたくなり。

2020年5月1日

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読書状況 読み終わった [2020年5月1日]

村上春樹「村上さんのところ」が入り口だったのだけど、これほど幅広く仕事されていたとは。悟りきったような風貌なのに反抗心の塊で時に毒を吐く、とは思えず。「スコットくん」「ウール100%」シリーズは読んでみたいなあと思った。

2020年5月6日

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読書状況 読み終わった [2020年5月6日]

「ハーン 草と鉄と羊」の作者の作品と知り。かつては天才と呼ばれたショートが、25のときのケガがもとでショートが守れなくなり15年。今は集客コンサルをしてるという藤島の登場から、ショートとして復活しないかとアタックされ、かつて二塁とショートでコンビを組んでいた男のいる球団にのりこみ。そんなにうまいこといくわけもなく、ショートには上り調子売出し中の若手がいたわけだけれども。一軍にあがり、見せ場つくれなかったり、ケガで落ちてきた若手に塩を送るように指導してしまったり、最後は日本シリーズ。優勝のかかった試合で見せ場がおとずれ…と。ラストの、50までやった、てところにいいなあと感じつつ。

2020年5月13日

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読書状況 読み終わった [2020年5月13日]

これがかの天は赤い河のほとりにか、と手に取り1-4巻まで読了。現代の女子高生ユーリがヒッタイト帝国へタイムスリップ。最初は、現代日本に戻ることしか考えられないが、次第に、支えてくれるカイル・ムルシリ皇子に気持ちは傾いていき。魔術を操り、ユーリを殺そうとたくらむ皇妃との角逐、戦場において役立とうと奮闘し、戦場の女神イシュタルと称されるまでに。隣国ミタンニとの争いも佳境に入り、といったところまで。

2020年5月5日

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読書状況 読み終わった [2020年5月5日]

豚やヒヨコ、おおかみ、カエルなどが繰り広げるファンタジー。ちょっとファンタジーすぎてついていけないところもあり。大里俊晴「マイナー音楽のために」で鈴木志穂作品をお見かけして手に取った一冊。

2020年5月6日

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読書状況 読み終わった [2020年5月6日]

小川未明「光の輪」のはかなさが心に残る。

2020年5月5日

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読書状況 読み終わった [2020年5月5日]

シャミセンガイ、ルッツ(ゆむし)、クジャク、ヌートリア、マツボックリと今回も多士済々。かろうじてマツボックリは心惹かれるかなあ。

2020年5月5日

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読書状況 読み終わった [2020年5月5日]
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