プラナリア (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋 (2005年9月2日発売)
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無職をめぐる5つの短編集。特に凝った仕掛けやオチがあるわけではないので、マイペースに楽しめました。
私も大学卒業して半年無職だったので、無気力な人の気持ちがわかるなぁ。プラナリアを卑猥な形と表現していたので検索したら…なるほどと思いました…

1.プラナリア
乳癌から生還したものの、精神不安定で苦しむ女
2.ネイキッド
夫から一方的に離婚されて以来無気力に過ごす、元バリキャリ女
3.どこかではないここ
リストラにあった夫と、ろくでなしの娘と息子を養うパートの女
4.囚われのジレンマ
実家の金に寄生するモラハラ彼氏にプロポーズされて戸惑う、浮気中の女
5.あいあるあした
ホームレスの女を拾い、心を振り回されるバツイチの男

読書状況:いま読んでる 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2019年6月19日
本棚登録日 : 2019年6月17日

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