ドリフターズ 6 (ヤングキングコミックス)

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本棚登録 : 390
レビュー : 20
著者 :
chrojuさん 娯楽   読み終わった 

最高だった。

冒頭、紫が言う「さだめなどない」という台詞が全体を貫いている。それは生前最期の役割を、自らの宿命なのだとして再び繰り返そうとする豊久を諌める台詞なわけだが、また一方「駒」であることを辞めつつあり、与えられた使命より自らの生き様を選ぼうとする土方を指す台詞でもある。もっと言えば、化物と対比する形で「ただの人間」たちが自らの意思に基づいて戦い、生き抜いていく様を描く、『HELLSING』にも通ずる平野漫画の哲学でもある。いい。これは人間の漫画だ。人間が「生きる」漫画だ。だから豊久はここで死んではいけない。

黒王軍との大きな衝突ということで、魅せる画が多くて平野節をたっぷりと味わえた点でも最高だった。攻めてくる黒王軍が初めて目に入ったときの見開きと、豊久が関ヶ原と同様しんがりを務めたところで現れる、「ドリフターズ」のタイトルコールが入った見開きが今回のベストページ。

レビュー投稿日
2018年11月30日
読了日
2018年11月30日
本棚登録日
2018年10月20日
3
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