短編だが、幻想と現実が同じレイヤーに重なるかのような感覚がオーラルヒストリーを思わせる、よく練られてる印象があった。何がその社会集団にとっての現実なのか、という考え方をすれば、それがVRだろうがリアル空間だろうが、大差はないのかもしれない。
後半との落差に笑ったけど、こちらが我々のリアル。リアルがSFを侵食していく事例。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
娯楽
- 感想投稿日 : 2019年1月7日
- 読了日 : 2018年12月31日
- 本棚登録日 : 2018年12月31日
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