FAIRY TAIL(14) (講談社コミックス)

  • 講談社 (2009年3月17日発売)
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感想 : 11
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今巻いちばんのインパクトは、やっぱ『魔人ミラジェーン』でしょう! そりゃもう、久々に登場したロキの活躍さえ霞んでしまうくらい!(苦笑) でも過言じゃなく、ホント今巻は、ロキも再登場したし、石化されたオンナノコたちが復活した上にそれぞれ活躍まで見せていて、結構みどころ多いと思うのですが…とはいえ、それも最後ですべてミラジェーンにかっさらわれましたね。彼女のサタンソウル、見るからに強そうで容赦なく怖そう。確かに、これまでの伏線から、かつての彼女は現在の彼女からは想像がつかない姿だったのではないかと、うすうす感じてはいましたが。まさか、これほどだったとは…! という、予想を上回るビックリをいただきましたです★ しかし、そんな容赦なく強くて怖くても、やはり正真正銘のミラジェーン、仲間同士の戦いのむなしさを説く彼女の姿にホロリと心打たれました。人はやさしさを与えられてやさしさに気付く生き物であるのだなあと。フリードを負かしたのが彼女でよかったと、なんかしみじみ思えました。――しかし今巻は、なにかと同作者の別作品『モンスターソウル』を想起させてくれるなあ★ ミラジェーンとエルフマンのテイクオーバーの名前もそうだし、しかも、『闇の翼(ブラックエアーズ)』の2人、いましたよね…(^_^;)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2009年3月17日
読了日 : 2009年3月17日
本棚登録日 : 2009年3月17日

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