精神科医はどのように話を聴くのか

著者 :
  • 平凡社 (2010年12月11日発売)
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感想 : 15
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2019/07/14読了

ブクログさんから、献本で頂きました。
精神科医の著者が、聴くことの重要性についてや精神科医の仕事・心がけていることなどを書いている本。

精神科医の仕事って、なんとなーく精神的に参っている人の話を聞いて肯定していくとか、そんな感じかなぁ。とか思ってたけど、この本を読んで見方が変わったなぁ。

肯定していくと言うより、受け入れるってイメージ?
精神科医だって一人の人間だから、色んな思うこととや感情があるはずなのに傾聴して受け入れるって、感情のコントロールが相当大変なんだろうなぁ。
医師は裁判官ではない、患者主体で話を聞くって、簡単に書いてあるように見えて大変だろうし、求められればできるだけ応じたいって言う気持ちもコントロールして役割!と割り切れる精神力がすごい。

最後にある 聴き上手になるための10箇条 は、精神科医の仕事っていう面以外にも、日常にも役立ちそう。

知らない世界を知れました!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2019年7月14日
読了日 : 2019年7月14日
本棚登録日 : 2019年7月14日

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