〝この白い森は だれの森...森のあるじは 村にいて 雪に埋もれたこの森を よく見るために立ち止まる 私のことを知りません...やさしい風の音 吹きすさぶ風の音 雪の花びら 森は静かに暮れてゆく 暗く やさしく 影ふかく...わたしは 約束を守るために もういかねばなりません 眠りに入るその前に・・・〟アメリカの近代詩人ロバ-ト・フロスト(1874-1963)の静謐さのなかで息づく冬の森の木霊の精を、S.ジェファ-ズの郷愁を呼ぶ繊細な鉛筆画で描写された、無限の神秘にのみこまれそうな詩集絵本。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
大人の絵本
- 感想投稿日 : 2024年1月13日
- 読了日 : 2013年4月22日
- 本棚登録日 : 2013年4月22日
みんなの感想をみる