岸辺のふたり

  • くもん出版 (2003年3月1日発売)
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本棚登録 : 199
感想 : 25

〝父と娘が自転車に乗って干潟を走っていく。土手のうえに自転車をとめた二人。「それじゃな」「……うん」。 たったそれだけの短いやりとり。 父は水平線に向かってボートを漕ぎ出した。 岸辺に打ち寄せる小さな波紋だけを残して...「父は帰ってこなかった」 〟時は過ぎ、少女は恋をし、母となり「あらゆる歓び」を得て、やがて老いを迎える・・・だが、幾つ年を重ねても、父への想いは消え去ることはなかった・・・。移ろいゆく人生の哀歓を、詩情あふれる語りかけと繊細で美しい絵が奏でる、静かな余韻を残す癒しの絵本。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 大人の絵本
感想投稿日 : 2023年3月7日
読了日 : 2023年3月2日
本棚登録日 : 2023年3月2日

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