国内フィクション
読み終わった
2020-01-23T08:25:08+09:00
優しい人間が住む陸地に憧れた、北の冷たい海に棲む人魚が、我が子を産み落としたことから始まる、本当は怖い【小川未明】の童話です。「蝋燭屋」を営む信心深い老夫婦が、捨て子の人魚を育てあげるのですが、欲に目がくらみ不幸に見舞われていきます。人の心の変容ぶりが、大いなる災いを招くことになることを戒めた、大正10年に新聞掲載された作品です。
- レビュー投稿日
- 2020年1月23日
- 読了日
- 2020年1月23日
- 本棚登録日
- 2020年1月23日