世の中でよく見かけるやりとりなどについて、本当に言うほどじゃない程度のツッコミを入れる類のコミックエッセイである。形式的には一コマ~四コマ程度の形でネタを一ページずつ消化していっている。
これはもう本当に言うほどもない類のものばかりで、おおむねうなずける程度に日常的なシチュエーションばかりだ。居酒屋から出た団体さんの邪魔っぷりや、風邪で休んだ時の小言の鬱陶しさなどは特にうなずける。
とはいえ、本当に何気ないネタばかりなので、あまり過度に期待しすぎるのはよろしくなかろう。言うなれば、「わかるわかる」「あるよね」ではなく、「わからんでもない」くらいのスタンスで読むのがちょうどいいかなと。
個人的には楽しませていただいた。ちょくちょくツボに入りもした。ただ、コスパが良いかは微妙なラインであり、星は四つで評価したい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コミックエッセイ
- 感想投稿日 : 2015年5月15日
- 読了日 : 2015年5月15日
- 本棚登録日 : 2015年5月15日
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