素晴らしい一巻だった。これは続巻をぜひとも買いたい作品である。
常々、物語(で語る作品)は切実でなければならないと思っているのだけど、この作品はそうした切実さをもってシリーズのプロローグを描いている。無駄な語りもなく、視点の移動もスムーズである。それぞれキャラの心情の描き方にもぎこちなさが全くない。上手いの一言だ。
夏休みの宿題の読書感想用に挙げても良いだろう、良質なジュブナイルファンタジーである。表紙買いして良かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2013年9月20日
- 読了日 : 2013年9月20日
- 本棚登録日 : 2013年6月29日
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