英雄への挑戦状: 世界最高のサッカ-選手論

  • 東邦出版 (2014年5月1日発売)
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感想 : 3
5

 相変わらずスペクタル論者であるスアレス氏による、三冊目の挑戦状(というタイトルによる評伝)である。
 ディテールにまで目を配らせながら、ブレのない評価には感心しきり。昨今のメッシの不調についても触れており、正直に書くお人だと思わせる内容である。
 また、いままでの監督への評伝とは異なり、より「選手への」愛情のようなものがはっきり見える評伝が多い内容だった。
 まあ、「あの選手はこの選手とは比べ物にならない」くらいは平然と書いておいでだから、舌鋒の鋭さは健在なのだけど。

 名シリーズである。ただ、リーガを観ていないとわかりづらいところも多いかもしれない。何しろ一番手がクルトゥワ(現アトレティコ・マドリード所属)なのだし。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ドナドナ
感想投稿日 : 2014年5月27日
読了日 : 2014年5月27日
本棚登録日 : 2014年5月26日

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