飲茶さんの本は何冊か読んでますし、ニーチェの解説本も何冊か読んでますが、いつも読み終わると「そうだそうだ」と思うのですがすぐ忘れちゃうのです。
でもこの本の最後の方で「体に染み込むまで何度でも読む」とありました。
そうだなと思いました。
今まで読んだ本の中で、一番よくニーチェについてわかったような気がしています。
でもそれはたぶん読後すぐだから。
読みやすいから多少読書が苦手な人でも大丈夫。
多様化した価値観が溢れている現代に疲れている人は読めばいいと思う。
多様化する価値観は、押しつれられて、がんじがらめになっていたら辛いけど、超人たちによる「力への意思」の現れだったとしたら、悪くない世界になってきたともいえるのでは?なんて思えてきました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年12月29日
- 読了日 : 2021年12月29日
- 本棚登録日 : 2021年12月29日
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