マンガで読む中国の歴史。
史記も最後の11巻を迎えた。
これまでの10巻は天下統一を目指す男たちや、皇帝となった人々を描いていたが、最後の1巻は、ちょっと違うタッチになっていた。
その中でも「遊侠の徒」についての記述は、なかなか面白いものがあった。
ヤクザではないという記述があったが、まさに親分、任侠の男達が紀元前からいたということに、またまた驚きが。
また秩序を保つために法を厳しくすれば、かえって秩序が乱れるという非常に示唆にとんだ物語を見れば、何千年、何世代を超えても、人間というのは変わらない生き物なのだなということが、改めて見えてくる。
ところで作者の 横山光輝氏はあの鉄人28号やバビル2世、それに魔法使いサリーといった、子供のころに親しんだアニメの作者だったとは・・・。
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- 感想投稿日 : 2012年9月27日
- 読了日 : 2009年3月25日
- 本棚登録日 : 2012年9月27日
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