史記 (11) (小学館文庫 よF 11)

著者 :
  • 小学館 (2001年7月17日発売)
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本棚登録 : 102
感想 : 11
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マンガで読む中国の歴史。

史記も最後の11巻を迎えた。

これまでの10巻は天下統一を目指す男たちや、皇帝となった人々を描いていたが、最後の1巻は、ちょっと違うタッチになっていた。

その中でも「遊侠の徒」についての記述は、なかなか面白いものがあった。

ヤクザではないという記述があったが、まさに親分、任侠の男達が紀元前からいたということに、またまた驚きが。

また秩序を保つために法を厳しくすれば、かえって秩序が乱れるという非常に示唆にとんだ物語を見れば、何千年、何世代を超えても、人間というのは変わらない生き物なのだなということが、改めて見えてくる。

ところで作者の 横山光輝氏はあの鉄人28号やバビル2世、それに魔法使いサリーといった、子供のころに親しんだアニメの作者だったとは・・・。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年9月27日
読了日 : 2009年3月25日
本棚登録日 : 2012年9月27日

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