エロ作家の著者が、家を出てから自分の家を買うまでの変遷を回想している。
最後に手に入れた自分の城が欠陥住宅だったら・・・?
そんな大変な思いを、自分の母親や姉妹とのやり取りも軽快に書き記していて面白い。
他人事だから面白いが、一生懸命に調べて買った夢のマイホームがここに書かれているような、欠陥住宅だったとしたら、果たしてどうなってしまうのだろう? と考えただけでぞっとする。
気ままに生きているエロ作家だと自身を揶揄しながら、自由気ままに生きている風を装いながら、実はこの作者非常に慎重でまじめな人なんですね。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年9月20日
- 読了日 : 2010年2月10日
- 本棚登録日 : 2012年9月20日
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