一部上場の大企業からの社外取締役の誘い。その会社がワンマン会社で、会社の体裁を取り繕うための社外取締役制。
それに乗って、取締役となる大学助教授が飾りの取締役となるが、クーデターが発生。不祥事への対応のまずさを引き金に起こったクーデターに、それを巻き返す秘策として、社外取締役が社長に。
コーポレートガバナンスとは?
社長となった助教授が今度は足の引っ張り合いの中で、過去を暴かれその座を追い落とされる。
会社を替わるごとにステップアップしたと自負している自分自身が、これから目指していく姿のひとつかもしれない、トップにまつわる、政略や権力抗争の実態を垣間見たような気がする。
ページの関係だろうが、内容がちょっと薄く感じられ、清水一行などに比べると、やや見劣り。
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- 感想投稿日 : 2012年10月16日
- 読了日 : 2007年12月10日
- 本棚登録日 : 2012年10月16日
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