犬の帝国: 幕末ニッポンから現代まで

  • 岩波書店 (2009年10月29日発売)
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感想 : 6

”犬は自分たちに投影されたものだけを単に映し出すばかりでなく、その振舞い、行動、文化は人間との関係を形成し、犬に関する人間の議論に影響を及ばす。・・・私たち人間が自分たちの仲間として、私たちの文化と歴史と世界に住みついているものたちの吠え語や、鳴き声やわめき声、叫び声の饗宴の価値をもっと深く認識し、より賢く判断するときが来ている、そう思うのは私だけではないだろう。” 共感度大です。いつもこのキモチを忘れずにいたい、と思います。
2009.9に出版された本。じっくり腰を据えて読みたい一品。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 犬文化
感想投稿日 : 2010年9月15日
本棚登録日 : 2010年9月15日

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