ようやく手に入れたミステリーランド。
子供向けに書いてあるのがとても面白い。森の考え方や思考の流れはある種独特で、もともと子どもっぽかったけど。(つまり、大人は疑問に思わないようなことに首を傾げていたりね。)そういうのが前面に押し出されてそれを読むだけでも面白い。
しかもミステリだ。ちゃんと仕掛けとかあるし。
ラスト、ちょっと冒険小説っぽくって、これもやっぱり子供向け仕様? とか思ったり。
以下反転。
ただ、ラストのあれはどうよ。そんな記述あったか? そんな伏線あったか? 急いで読んだから読み飛ばしただけか?
っていうかさ、そもそもタイトルからして嘘ついてるやんっ!
こうも同じトリックに何度も引っかかる高柳のような人間は、ミステリ作家にとってはありがたいのではないかと思ってしまう。
04.05.15
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリ・ホラー
- 感想投稿日 : 2013年1月1日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年6月14日
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