ラヴクラフト全集 (2) (創元推理文庫 (523‐2))

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レビュー : 53
制作 : 宇野 利泰 
こぐのすけさん 古典/海外   読み終わった 

 ふんぐるいふんぐるい。

 「クトゥルフの呼び声」「エーリッヒ・ツァンの音楽」「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」の三本。チャールズのはそこそこ長め。クトゥルフ関係は呼び声だけ。でもチャールズ~のなかにヨグ・ソトトって神様は出てくるんだよな。ヨグ=ソトースと同一なのかしらね。
 呼び声も奇怪な事件もどっちも、手に入れた資料をもとに研究を進めていく、みたいなそんな展開。真実に近づくほど狂っていくパターン。奇怪な事件のほうさ、お医者様、ウィレット医師、そこそこご高齢だとは思うんだけど、めちゃくちゃ行動力と勇気あるな。最後、普通の精神力をもったひとだったら、あの地下の地下を探索するなんてできないと思うよ。じーさん、すげーわ。最終的に病院に閉じ込められてたはずのチャールズ(と思われていたもの)は失踪したんじゃなくて、じーさんに祓われた、ってことだよね。チャールズも、秘術のほうまで手を出さなくて、普通に歴史的事実だけ追いかけて研究しとけばよかったのにね。なんで自分でも実践しようと思っちゃうかなぁ。
 抜粋、「クトゥルフの呼び声」より。


要するにぼくは、宇宙が恐怖を楯に守りぬこうとする秘密を知ってしまったのだ。


 宇宙の意思を感じる……

レビュー投稿日
2019年4月19日
読了日
2019年4月19日
本棚登録日
2019年4月19日
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