良くんは老成した物言いや態度、諦めの速さなどが見られる半面、思春期特有の繊細さが肉体に出てしまう。自家中毒の様な症状で具合が悪くなったりする。そして彼は子供特有の「どうしようもなさ」に対して攻撃性を向けず争いを避ける道を選ぶ。
マジックって現代の魔法なんだ…ファンタジウムの良くん見てると、ないものを在るように見せてしまうのがマジックなんだなぁ。魔術師なんかも、今で言う所のマジシャン的な方法で見せていた人もいたんじゃないかな、って思える。いかがわしい魔術使うばっかりじゃなくて。
『ファンタジウム』4巻より良くんの言葉。好きな物を好きでい続けるのは生きる糧になるんだなぁ、としみじみ。私が好きな物は「BL」と言うジャンルではなく、「漫画」そのものだったんだな、って思い知った。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
青年漫画
- 感想投稿日 : 2015年12月25日
- 読了日 : 2015年12月25日
- 本棚登録日 : 2014年9月13日
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