コタローは1人暮らし (3) (ビッグコミックス)

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本棚登録 : 96
レビュー : 5
著者 :
ざじさん 青年漫画   読み終わった 

『コタローは一人暮らし』がなぁ…怒涛の増刷されてるようだが、それも当然だろうと思う。コタローが被虐待児童と言う事は明らかである。それでも父親と母親から愛されたいと思っているのも事実、但し、彼は4歳児にして恐怖に怯えながらも父上と母上を理解しようと生きている様が切なすぎるんだよ…そう言う子供が健気に生きている!!と言う物語は描き易かろうと思う。この漫画はそうじゃないんだよなぁ…4歳児が自立してる!!のを面白がるだけでは読めない凄さがある。本当に、鬼灯の生贄から親のいない鬼子になった時のエピソードを読んだ時の感触に凄く似ていて、目が逸らせない。親は子を愛して当たり前などとは思わない、親にも足りない部分や自覚のなさもある、それくらい未熟な成人でも子供は作れるのが現実。子供を育てるには20代の体力がいる、だが一人の人間がある程度成熟した精神力を得るのは40代くらいじゃないかと、心底思うんだよな、この漫画読んでると。コタローの目は「凍り付いた瞳」「フローズンアイ」と呼ばれるものである。コタローの個性ではない。作者はそれが解って描いているのだ…。誰か特定のターゲットに読んで欲しいとは思わないが、若い時から結婚願望ゼロ、子供を自分が産む事など考えた事もない自分が手に取ったのは運命に近い。

レビュー投稿日
2017年9月8日
読了日
2017年9月8日
本棚登録日
2017年9月4日
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