私が一番好きなBL作家にARUKUさんがいる…「再会」を読んだ時に思わず心の中で(ARUKUさんがいる!!)って思ってしまった。ジャンルを問わず、全ての漫画家に知らず知らずに影響を与え、その作家性を受け継がれているんじゃなかろうか。
健気さと言うものを考える時に自分の心の奥底にあるのが「再会」の中のピノコ。「ピノコ西へいく」は警察沙汰を避けピノコを置いて雲隠れしたBJを追っ掛けて行くピノコの珍道中。雪に覆われた山奥の小屋に単身で辿り着いたピノコ、そこにも先生はいない。先生に追いつけなくて途方に暮れて泣いている…泣き声の擬音の素晴らしさ!!ひとしきり泣いた後の
「ろうしたらいいんらよ……」
いじらしくて悶える。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
少年漫画
- 感想投稿日 : 2015年1月9日
- 読了日 : 2015年1月9日
- 本棚登録日 : 2015年1月6日
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