ずっと読んでるが依田さんの『ありあまる富』、コミックスになって一冊にまとまって読むと森と秋生のある種腐れ縁的ないびつさがぐわっと来るんだろうなぁ…読むもの変わらんのに雑誌を一話から一気に読むのと、コミックスで読むのと、なんか感触が変わってくる現象、あれなんだろうなぁ。京山さん『ヘブンリーホームシック』の「盛らない=過剰なBL的演出」とこが凄く好きだ。異国で日本人男子二人がホームシックでくっついたんじゃないんだ、日常を離れた事によるつり橋効果じゃないんだ、単にそういう状況に二人でいた、ってだけ、互いに「好ましい」と感じていた潜在意識があるんだ!逆も然りで、どんな状況になっても、世界にたった二人でも「嫌い」なものは覆らない。

読書状況:いま読んでる 公開設定:公開
カテゴリ: BL
感想投稿日 : 2015年2月23日
本棚登録日 : 2015年2月23日

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