動物にとって恐怖への反応は逃走か闘争かのどちらかである。しかし人間にはもうひとつコミュニケーションという手段がある。というようにコミュニケーションを恐怖反応として捉えてみると、この機能が上手く働かないとひとは恐怖に晒され続けることになり、これは病理となる。精神分析の誕生からほぼ半世紀たって、そういう視点からコミュニケーションに迫ったポストモダンの学際的でグローバルな試み。アメリカに入ると思索がプラグマティックなってゆくその辺の歴史も含め20世紀思想を味わってみよう。
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カテゴリ:
心理学
- 感想投稿日 : 2014年3月6日
- 読了日 : 2014年3月6日
- 本棚登録日 : 2014年3月6日
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