いちど読みたいと思っていたジェフリー・ディーバー。そりゃ、長編の方がうんと噛みごたえはあるだろうけど、とりあえず短編に食いつく。
長編が旨い作家が、短編も旨いとは限らないのだけれど、この人は「これなら長編だって期待を裏切られるはずがない!」と思わせる手練れっぷり。
後味…という点ではあまり良くないものが多いけれど、トリックの妙と割り切れる程度には技巧が冴えている。
中には「ノクターン」「被包含犯罪」のようにスカッとする作品もあり。
また、女子としては、「ジョナサンがいない」や「パインクリークの未亡人」あたりのしてやったり感がたまりません。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
やっぱりミステリーが好き
- 感想投稿日 : 2011年5月22日
- 読了日 : 2011年5月20日
- 本棚登録日 : 2011年5月20日
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