ジョン・スコルジー初読。グレッグ・イーガンの『祈りの海』の次に読んだが、同じSFのカテゴリーだけど、まったく違う。その差に脱力。こちらはサイエンスじゃないフィクション。銀河連邦宇宙艦隊旗艦イントレピッド号の乗組員の活躍を描くスペースオペラなのだが、普段なら艦がUターンしたり宙返りしても誰も気づかないのに、危機的状況下では慣性吸収装置はうまくはたらかなかったり、すべての戦闘はもっともドラマチックになるように構成されていたり、まるで安いテレビドラマ。
いやいや、ただのジョークだよ。
本書はホーガン顔負けのハードSFでした。
ほんとだって。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2015年2月21日
- 読了日 : 2015年2月21日
- 本棚登録日 : 2015年2月11日
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