誰にも見えない (小学館文庫 ふ 10-6)

著者 :
  • 小学館 (2010年5月7日発売)
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本棚登録 : 87
感想 : 10
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何で小説に出てくる一人称の思春期女の子って周りを少し小バカにしてて自分は精神的に大人ですよみたいな顔してるんだろ。って思いつつ自分もこの段階からまだまだ抜け出せてないような気がした。

前半は愛子の可愛さでさほど苦にならず読めた。

でも後半は読むのがチョットキツかった。内容が頭に入ってこない。



所々平仮名にになってる単語は申し訳ないが読み辛かった。文章はしっかりしてるのに言葉の端々で幼さを出そうとしているのが逆に"大人が想像した少女"になっている気がした。でも受け取り方は十人十色なので私の出会ってこなかったタイプの少女なだけなのかもしれない。
実写映画化したら面白そう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2010年6月1日
読了日 : 2010年5月31日
本棚登録日 : 2010年5月31日

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