アマゾンと分類したが熱帯雨林ではなく
バンタナール大湿原が小説の前半の舞台である。
前半は バンタナール大湿原での冒険
後半は法廷での偽証の論破と
法曹小説と冒険小説の合わせ技1本のような小説である。
インディオの描き方がステレオタイプだし、遺産相続人がすべてどうしようもない人物だったりと 厚みにかけるきらいががるがエンターテイメントとわりきって読んだ。
ブラジルの底知れぬ広大さとアメリカ社会の不気味さ(資本主義のお化けという点でも訴訟社会という点でもキリスト教原理主義という点でも)
も思う存分味わうことができる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
アマゾン
- 感想投稿日 : 2011年4月26日
- 読了日 : 2011年4月22日
- 本棚登録日 : 2011年4月22日
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