コルテスの海 (プラネタリー・クラシクス)

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本棚登録 : 27
レビュー : 5
cookingresearchさん ピューリツァー賞受賞作家の本   読み終わった 

スタインベックは知っていても この本は知らなかった。
知り合いの海洋生物を研究している人が、海洋生物を研究しているのなら読んだらと勧められたと聞いて読んでみた。
これは スタインベックの文学形成を知るためには重要な本だ。
社会や人間をかたるとき人間の想念を中心に考えてしまいがちだが、
海洋生物の世界をみると、海の表面からはみえない多様性に富む世界が広がっていることがわかる。(特に沿岸域では)
すると 我々は何もわかっていないという謙虚な気持ちになるのだ。
この起こっていることをしっかり観察しようという態度がのちの大作につながるのであろう。(ただし コルテスの海の執筆は怒りのぶどうより後だが、海洋生物学を学んだのは1920年代だ)
そしてそれは今の我々もおなじ状況だ。
まずは わかっていないと 思え。
海の底の ヒトデや貝が そういうことを教えてくれる。

レビュー投稿日
2010年11月6日
読了日
2010年11月6日
本棚登録日
2010年11月6日
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