
伊藤博文に関する著書が多い瀧井一博さんの新書。
対象としている人物が著名人だけではないのが面白い。
福沢諭吉や伊藤博文までは明治本らしい。
だが、渡辺洪基という帝国大学総長なんて、全く知らなかったが、その軌跡は独特で楽しめた。
一方で加藤弘之というのは知らない上に、なぜこの人物を取り上げる必要があったのか最後までしっくりこなかった。
あと、文書が少し難解。
原文をそのまま引用するのは学者らしいが、論文ならいいが一般人向けの新書ではいかがなものか。
それによって読みにくくなっている。
- レビュー投稿日
- 2013年12月22日
- 読了日
- 2013年12月22日
- 本棚登録日
- 2013年12月22日
『明治国家をつくった人びと (講談社現代新書)』のレビューへのコメント
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