超能力者たちの物語。と言ってもちょっと物が動かせるとかちょっと火を出すことができるとかとても地味な超能力者たちの素朴な日常ストーリー。最後に集結して悪に立ち向かう話になるのだが、これだけ素朴な超能力の話から急に研究所だの薬だのとSFチックに変化したラストの展開は今までの話から浮いてしまった気がした。無理に正義モノにしなくても、世の中にはもしかしたらこんな小さな超能力を持っている人が実はいるのかも?と思わせて楽しく終わった方が良かったような気がする。ただ地味ではあるけれど。
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- 感想投稿日 : 2018年1月20日
- 読了日 : 2018年1月17日
- 本棚登録日 : 2018年1月20日
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