夢みるピーターの七つの冒険 (中公文庫)

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本棚登録 : 81
レビュー : 14
制作 : Ian McEwan  真野 泰 
courbetさん 海外小説   読み終わった 

一人でいることが多く、空想が好きなため難しい子供と言われるピーター。彼が日常生活の中で想像した、ちょっとした冒険を描いています。空想の世界に行くだけではありません。現実の中で、これは想像に過ぎないんだと気がつくこともあります。逆に想像がいずれ現実になるであろうというパターンもあります。妄想が過ぎて失敗することもあるけれど、現実に対処するのに役立ってたりもするんですよね。
さて、すっかり現実からの逃避行にしか想像力を使わない大人になってしまった今、この作品を読んで少々めげてしまいました。例えば腕がとれてしまうとか、皮膚についているファスナーを下ろすとか、いらん常識が邪魔をしてグロテスクに感じる。空想の世界の話だって分かってるのに、どこかでひっかかってしまうんです。ろくな想像力を養えてないなと、自分にため息が出ました。

レビュー投稿日
2012年7月25日
読了日
2012年7月25日
本棚登録日
2012年7月25日
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