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三月は深き紅の淵を (講談社文庫)
- 恩田陸
- 講談社 / 2001年7月13日発売
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私にとって、恩田陸の代表作だと勝手に位置づけます。
「三月は深き紅の淵を」というタイトルの本をめぐるいくつかの物語。
世界に引きずり込まれていく感じがすごくいいです。
ストーリーありき、という方はこの本読まないほうがいいかも。
2010年3月23日
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によ
再読了日:2024年6月15日
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夏の名残りの薔薇 (文春文庫)
- 恩田陸
- 文藝春秋 / 2008年3月7日発売
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金持ち一家の年に一回の家族の集まりで繰り広げられる?悲劇。
いかにも恩田陸らしい作風。
でもね~
2010年3月23日
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Q&A (幻冬舎文庫)
- 恩田陸
- 幻冬舎 / 2007年4月9日発売
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大型デパートで起きた悲劇を、当事者へのQ&Aという形で追っていく小説。
形式の面白さ、次々と出る謎、って展開はいいのですが……
2010年3月23日
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ドミノ (角川文庫)
- 恩田陸
- KADOKAWA / 2004年1月24日発売
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うぅん、これはなんとも。
釈然としないものしか残りませんでした。
2010年3月23日
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男子の本懐 (新潮文庫)
- 城山三郎
- 新潮社 / 1983年11月29日発売
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全く興味がなかった近代史の扉を開けさせてくれた一冊。
城山三郎に、もっといろいろな人を描いてほしかった。
2010年3月23日
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掌の小説 (新潮文庫)
- 川端康成
- 新潮社 / 1971年3月17日発売
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掌編小説の名前の由来になったもの。
抽象的な話、結末のない話が多く、一編ごとに考え込んでしまいます。
小説の形態をとった、詩のような感じです。
2007年5月11日
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曲り角 (文春文庫)
- 神吉拓郎
- 文藝春秋 / 1988年8月10日発売
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17編の短編。とにかく淡々とした筆致で、物語をつづっていきます。
内容は、ほとんどが、どこにでもいる人の、ほんのちょっとした出来事。
この感情の起伏の薄い、薄いがゆえの感情の揺らぎが見える書き方が、大好きです。
2007年5月10日
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晏子 (第1巻) (新潮文庫)
- 宮城谷昌光
- 新潮社 / 1997年8月28日発売
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最初に読んだのは、ハードカバーでした。
とにかく、晏弱という人間性の気持ちいいこと。武将なので、人を斬っていくのが仕事なのですが、それでも暖かい。それを取り巻く配下たちも暖かい。
話しの流れも面白く、すごくわくわく読みました。
2007年5月9日
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影との戦い ゲド戦記 1 (岩波少年文庫 588)
- アーシュラ・K.ル・グウィン
- 岩波書店 / 2009年1月16日発売
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緻密な世界観と、哲学的なテーマ。
読みにくいのが難点ですが、ファンタジー好きは絶対読むべき。
2010年3月23日
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精霊の守り人 (新潮文庫)
- 上橋菜穂子
- 新潮社 / 2007年3月28日発売
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とにかく、設定の細かさが魅力です。伝承の現実における役割や、形骸化されていく姿など、すごく現実的で面白いです。
もちろん、キャラもみんなきちんと立っていて、どんどん読み進めていってしまいました。
2007年5月17日
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ロードス島戦記 灰色の魔女 (1) (角川スニーカー文庫)
- 水野良
- 角川書店 / 1994年8月30日発売
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日本のいわゆるファンタジー小説のさきがけの一冊。
他の物語と違い、主人公が「ただの人」で、世界の変化の中で生きていく、その中で徐々に成長していく姿がすごくいいです。
「主人公」が選ばれた人じゃない、というのは、国内外のどのファンタジーの中でも、コレだけじゃないかな、と思います。
2007年5月11日
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ロードス島戦記 炎の魔神 (2) (角川スニーカー文庫)
- 水野良
- 角川書店 / 1989年2月7日発売
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ロードス島戦記の二巻目。
今回の主役は、パーンではなく、ディードリットだと思いました。
すごく、はかない結末が、すごく残ります。ナルディアという人の持つ、自分では変えられない「宿命」というものが、書いてはいない行間に感じられます。
2007年5月17日
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ロードス島戦記 火竜山の魔竜 上 (3) (角川スニーカー文庫)
- 水野良
- 角川書店 / 1990年1月10日発売
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オルソン!に尽きます。このキャラ、大好きでした。
2010年3月23日