英「エコノミスト」編集長の直言 増税よりも先に「国と政府」をスリムにすれば?

  • 講談社 (2015年1月16日発売)
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増税せずに政府は何を改革すべきか? 英「エコノミスト」編集長によれば、大きくなりすぎた国家や政府・自治体がまずもって取り組むべき政策がある。それは、「国有資産の売却」「不透明な補助金の廃止」「年金・給付金の見直し」の3つ。なぜこれらの改革が必要なのか、ホッブスの「国民国家」や、中国や北欧の事例などを交え、時系列で説く。

序章 国家は何のために存在するのか
第1部 国家「理想像」の変遷史
1 トマス・ホッブスの国民国家
2 J・S・ミルの自由主義国家
3 ビアトリス・ウェッブの福祉国家
4 ミルトン・フリードマンの反革命
第2部 現在の国家・政府・地方が抱える問題点
5 カリフォルニア州、7つの問題と1つの長所
6 アジアに学ぶ「未来の国家」モデル
第3部 変革の嵐
7 北欧――改革が始まる場所
8 国家・政府を再起動せよ
9 国家を再起動させる3つの政策
終章 第4の革命

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 【 政 治 】
感想投稿日 : 2015年3月1日
読了日 : 2015年2月27日
本棚登録日 : 2015年2月27日

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