迷宮百年の睡魔 (GENTOSHA NOVELS)

著者 :
  • 幻冬舎 (2004年3月1日発売)
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本棚登録 : 280
感想 : 26
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「女王の百年密室」の続編です。
サエバミチルが死んだ恋人が取材で訪れた事のある「女王のおさめる島」へ向かいます。
その孤島で起きる怪奇な殺人事件、ミチルの死んだ恋人を慕う王子、謎が満ちていきます……。

百年シリーズは先にラジオドラマで聞いているのですが、サエバミチルの声・女王の声が役にぴったりと合います。
それから手に取った活字ですが、まったく面白い!!
ロイディのほかにウォーカロン(強いてたとえるならロボット)がもう一体登場します。その子とロイディのかけあいがこの作品唯一の癒しです。

女王の統治っぷりが最高。

人間らしいウォーカロン(ロボット)繋がりで瀬名秀明(パラサイト・イブを書いた人)の「デカルトの密室」を読んでみてはいかがでしょう。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 「ま」りんぶるー
感想投稿日 : 2008年9月19日
本棚登録日 : 2008年9月19日

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