The Art of Happiness: A Handbook for Living

  • Hodder & Stoughton (1999年10月1日発売)
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感想 : 3
5

アメリカの精神科医である筆者がダライラマとの対話を元に、欧米と東洋の考え方を比較しつつ、幸せとはという誰もが抱く疑問にダライラマのチベット仏教の視点から取り組んで行く。

ダライラマはとても好きだけど、実は、彼についての本はこれが初めて。

仏教というか、彼の考え方はとても私のものに似ていると感じた。それを彼みたいに実践できているのかどうかと言われるとわからないけど、納得や共感する場面がたくさんあった。

Compassionが大きく幸せと結びついていることとか、enemyは patienceとtoleranceを養う機会だとか、その他いろいろ、読んでいるだけだと、とてもシンプルなことなんだけど、そうだからこそ大切でそして難しいことなんだと思う。

私は、アジアという点で文化的にはダライラマに近いけど、心理学をアメリカで学んでいるという理由もあって筆者のサイエンス的な心理の考え方に近いんだけど、どちらも比べながら書いてあったから、とてもおもしろかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: *哲学・思想・スピリチュアル
感想投稿日 : 2011年8月12日
読了日 : 2011年7月20日
本棚登録日 : 2011年8月11日

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