なんて賢い少女だったんだろう。
素直で率直で頭が切れて観察力もあるんだと思う。と思いきや、やっぱりお年頃の女の子なんだなっていう面も見せてくれる。
戦争下での恐怖、変化もなく閉じ込められた生活下でのつまらなさや自分と周囲の人の苛立ちも全部伝わって来る。淡々とした暮らしだから、多少の変化が大きく感じられもする。
迫害から逃れるために隠れているとてもリアルな生活感を知り声を聞く事ができる本。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
* 社会・国際
- 感想投稿日 : 2012年4月6日
- 読了日 : 2011年8月9日
- 本棚登録日 : 2011年8月11日
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