関ヶ原島津退き口 敵中突破三〇〇里 (学研新書)

  • 学研パブリッシング (2010年5月18日発売)
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感想 : 12
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中々に興味深い内容だった。特に関ヶ原から薩摩へ帰還するまでの島津退き口よりも秀吉の九州征伐から関ヶ原までに豊臣からどのように扱われ、島津家ではどのように物事が推移して行ったのかの解説の方が面白かったな。
秀吉の義弘重視は内部分裂を狙っていたのでは思える内容だった。島津家は見事にそれに嵌まったように読めた。さらには義久、義弘の2人に忠恒を加えた3人体制は大名として大丈夫なのか?
退き口自体は余り知らなかった詳細なルートやエピソードをしれたので満足できた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年12月22日
読了日 : 2013年12月27日
本棚登録日 : 2018年12月22日

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