真田三代 上

  • NHK出版 (2011年10月29日発売)
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本棚登録 : 189
感想 : 21
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上巻は真田幸隆が武田家で真田家を復興させるところから、真田昌幸の上田城の築城まで
だいたい4,50年分ぐらいを纏めて話を進めたわけだけど、思っていたよりも幸隆時代が長かったことは面白かったな。特に没落してから苦労して、真田家を復興させた幸隆の『苦渋を舐めても、領地を維持する』という考え方が良かった。
逆に武田家の家臣として忠誠を尽くした信綱、輝昌兄弟の在り方は初陣から武田家として戦っていた結果なんだろうな。昌幸は人質時代の生活が兄弟とは異なる考え方に育てたんだろうな。
それにしても若い昌幸を家康に合わせたのは上田城の戦いの布石なんだろうな。実際にあっていた記録があるのかな?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2018年12月22日
読了日 : 2014年3月16日
本棚登録日 : 2018年12月22日

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