三国志 (第六巻)

  • 文藝春秋 (2007年9月14日発売)
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感想 : 17
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かの有名な【赤壁の戦い】たついて書かれた巻
正史ベースで書かれた赤壁の戦いを読むのは初めてで、演義とは異なる展開で面白かった。
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曹操軍の北伐、南征から曹操軍が勢力を拡大して行く様子がよく分かる。
劉備軍は曹操軍の追撃から逃れる部分と赤壁後の南荊州への展開がメインとなっている。
しかし、何といっても孫権軍の赤壁の戦いが光り輝いている。結局はほぼ独力で曹操軍をげきはあし、その勢いに任せて荊州に侵攻をかけている。
さらには孫権軍には若い英雄たちが揃い、未来も安泰なように書かれている。
本筋とは異なる部分で気になったのが、周瑜の劉備軍に対する態度が嫌悪一色で染まっている事と糜芳の劉備に対する嫌悪感が気になっている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年12月22日
読了日 : 2013年6月5日
本棚登録日 : 2018年12月22日

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