捕物帖上巻ででてきた、あのお侠なお嬢、好きだったのに下巻は全く出番なしで残念。(つーか、下巻では海舟先生も出番少なくなってるので、ちょっとお約束の形式から外れ気味に…)
「ロッテナム美人術」は後味がなんともいえず、印象深い。こういう持って行き方もあるんだなぁと。
このシリーズ読んで、自分は「紳士探偵属性」がツボだと気づきました。(神津恭介とか、明智小五郎とかね)貴族探偵でも執事探偵でもなく、紳士探偵イチオシ。ステキ。
あー、あとやっぱり、この明治という時代設定が大好き。現代舞台の作品ほどリアリティがなく、でも今の時代と通じる部分もあり。ある意味ファンタジー世界扱いなんですよな。(ホームズ時代のロンドンも同じ感覚)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
国内ミステリ
- 感想投稿日 : 2011年10月9日
- 読了日 : 2011年10月9日
- 本棚登録日 : 2011年9月24日
みんなの感想をみる