後輩への業務指導や子供の教育の参考に読んでみました。
そもそも物事を考えたりベースとなる「知識」がなければ、昨今流行りのコーチングによって課題解決能力をいくら向上させても意味がないという説明に納得しました。
職場で何人もの上司が部下に自分の意見を考えさせたり、地頭力を鍛えさせようとしたり、熱心に課題を与えてチャレンジさせたりしても思った反応や成果が得られずに怒っている。部下もイライラしたり、ヤル気がなくなったりして上手くいかないといった場面を何度も見てきましたが、「コーチングは知識を教える力の代わりにはならない」という言葉をみて、まさにコレだと感じました。まず丁寧に業務自体の趣旨や流れといった知識を教えるという当たり前のことを皆がやっていないということを言葉にされて改めて痛感しました。良い本でした。
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- 感想投稿日 : 2021年3月14日
- 読了日 : 2021年3月13日
- 本棚登録日 : 2021年3月13日
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