後宮の検屍女官3 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2022年5月24日発売)
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本棚登録 : 457
感想 : 37
5

後宮に仕える女官が実は検死の技術を持っていて、秘密裏に検死を行い、真相を暴いていくシリーズ。
検死女官・桃花は、淡々飄々としているようで、実は懐が深く、そして優れた検死の技術と真実を見抜く眼で真相にたどり着く。
桃花の才に気付き、彼女を使う宦官・延明は無実の罪によって宦官となり、それ故に冤罪を忌み嫌う。
この二人のやり取り、関係性もおもしろく、次巻が待ち遠しいシリーズだ。
特に3巻はすごいところで終わっていて、こう終わらせ方にしたからには、ちゃんと次を出す算段はついてるのですよね?このままいつまでも次が出ないとか、ほんとやめてくださいね、と言いたい…。最近そういう感じのYA多いから…

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: YA
感想投稿日 : 2022年7月18日
読了日 : 2022年7月18日
本棚登録日 : 2022年7月18日

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