韓国で生きる四人の女性の視点で描かれる物語。
階級格差、女性蔑視、美容整形…韓国の女性たちが直面している問題が詰まっていて、読んでいてものすごく息苦しかった。日本もここまでひどくないにせよ、そう大して変わらないようにも思う。
完全に手を取り合っているわけではないけれど、4人の奇妙 な連帯感に支えられて読み進めた。
彼女たちの未来に希望がないわけではない、という程度の微かではあるがハッピーエンドの光があった事に救われた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説一般書
- 感想投稿日 : 2022年5月12日
- 読了日 : 2022年5月11日
- 本棚登録日 : 2022年5月11日
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