長期療養病棟で働くナースの卯月。彼女には、患者さんが心に秘めた"思い残し"が見えた。
患者さんの思い残しを解決しながら、卯月も自分のなかにある"思い残し"と向き合い成長していく。
生と死にまつわる話なので、時折、こみ上げてくるシーンも多かった。とくに身内が今まさに長期療養病棟にいるので、重なってしまう部分も多かったせいもあるだろう。
誰しも死からは逃れられない。自分はどんな風に向き合えるだろう。とても良い話だった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説一般書
- 感想投稿日 : 2024年10月26日
- 読了日 : 2024年10月26日
- 本棚登録日 : 2024年10月26日
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